さっきまで元気に動き回っていたハムスターが突然固まったように動かない・・・。
この状態は、「フリーズ」と呼ばれている状況です。
一瞬動きが止まることもありますが、長い間動きが止まって全く動かないこともあるんです。
このハムスターが長い間フリーズしている状態は、何が起こっているのでしょうか。
ハムスターがフリーズする原因や理由についてまとめました。
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ハムスターがフリーズする原因や理由は?
ハムスターがフリーズする原因は、ストレスだといわれています。
ハムスターはどんなときにフリーズするほどストレスを感じるのでしょうか。
ハムスターがフリーズする理由①大きな音に驚いたから
ハムスター自然界では弱い動物です。
そのため、警戒心が強くて臆病な性格なんです。
もし、突然大きな音を聞いたら、何が起こったのかを察知しようとします。
そのときに、一切の動きを止めて、自分の身に危機が迫っていないかを確認しようとしているんです。
周囲を確認するときのハムスターの特徴
まず、立ち上がって目を見開き視覚による確認をします。
同時に、耳をぴんと立てて聴覚による確認を行います。
そして、嗅覚を駆使して、敵の臭いがしないかも確認します。
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ハムスターがフリーズする理由②急に明るさが変わったから
ハムスターは、明るさの変化によってもフリーズすることがあります。
野生で暮らしている場合は、急に明るくなったり、急に暗くなったりすることはありません。
太陽は、ゆっくりと昇っていきますし、日が暮れるときもゆっくりと暗くなっていきます。
しかし、ペットで飼われているハムスターの場合は、急に明るくなったり、暗くなったりすることもあります。
特に注意が必要な状況は?
特に問題なのは、突然明るくなる場合です。
ハムスターは、巣穴など薄暗い場所で過ごすことを好む動物です。
暗い中で快適に過ごしているときに、突然明るくなったら、ハムスターはびっくりしてしまいます。
明るさが変わることもありますが、明るくなれば、ハムスターが他の動物から見えやすくなってしまいます。
つまり、周囲に敵がいないか、襲われないかという心配をしなければいけなくなってしまうんです。
そうなったときに、ハムスターはフリーズしてしまうことがあります。
ハムスターがいる部屋では、電気をつけるときにも注意が必要です。
ハムスターのケージにタオルや布をかけるなど明るさを調整するなどハムスターが驚かないような対応をしてあげる必要があります。
ハムスターがフリーズする理由③強い臭いを嗅いだから
ハムスターは、強い臭いを嗅いだときも、ストレスを感じてフリーズすることがあります。
ゲージの近くには、ゴミなどの臭いのきついものを置かないようにしましょう。
臭いでストレスを感じているハムスターの特徴
フリーズ状態で、鼻をヒクヒクさせているときは、ハムスターが嫌な臭いにストレスを感じている可能性があります。
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ハムスターがフリーズしたときの対処法は?
ハムスターがフリーズしてしまったら、どうすればいいのでしょうか。
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①様子を見守る
ハムスターがフリーズしているときは、必死に回りの状況を把握しようとしているときです。
目や耳、鼻を使って情報を集めようとしています。
しかし、フリーズの時間は長い場合でも数十秒程度です。
確認が終われば、いつものように動き出すので、それまで様子を見守ってあげましょう。
②ケージを移動する
ハムスターがケージ内で頻繁にフリーズする場合、置き場所に問題がある可能性があります。
明るさの問題のかもしれませんし、臭いが気になっているのかもしれません。
また、音がうるさいと感じているのかもしれませんね。
その場合は、ハムスターが安心できるように、ケージを移動してあげましょう。
③病院に連れていく
ハムスターのフリーズは、長い場合でも数十秒程度です。
もし、何分も動かない場合は、病気や疑似冬眠がある恐れもあります。
病院に連れていって診てもらうようにしましょう。
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ハムスターのフリーズが長い!?その原因や理由とは?のまとめ
ハムスターのフリーズが長い場合の原因や理由についてまとめました。
ハムスターが長い時間フリーズするのは、何かストレスを感じたときだと考えることができます。
フリーズをしてもしばらくするといつものように動き出すので、心配しすぎる必要はないんです。
しかし、あまりにも長い間フリーズしているのは、なにか問題がある可能性があるので注意したいですね。
また、ハムスターが頻繁にフリーズするのは、ストレスを感じることが多いということなので、環境を変えてあげる等対策をしてあげた方が安心ですね。
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